元ひきこもりの社会不適応リーマン

元ひきこもりの半生や社会について 感じてきたことをありのまま書いています。たまに経済的自由、たまに雑感をありのままに。

少年期編 第17話 『やっぱり無理・・・』

皆様お元気でしょうか。

 

ジムに行きはじめて1年くらいになりました。

 

正直言うとジムへの印象って良くなかったのですが、

 

実際にジムへ通いだすと全然違いましたね。

 

 

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みんな健康志向で美意識が高いなと。

 

継続するって難しいなと思ってましたが、

 

私は割と得意みたいで、

 

体を動かすことが好きなのもありますが、

 

日常生活に無理のない程度に

 

ジムへ行くという習慣を取り入れることで

 

継続できるのかなと。

 

 

 

3日坊主で悩んでいる人は

 

日常生活の中で

 

これをやったらついてでにこれをやるって感じで

 

取り入れると無理なく継続できると思います。

 

さてそろそろ始めていきたいと思います。

 

 

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※人物紹介

 

1年生グループ

ヒッキー(私):無鉄砲でアホな少年

友人A:小中学校が一緒 

友人B:〃 1つ上に兄がいる

友人C:〃  3年生のグループと小学校から仲良し

 

2年生グループ

D君:2年のヤンキーグループの主要メンバー

B兄君:Bの兄 2年の中で一番仲が良かった

E君:A君の幼馴染らしい 優しい人

 

3年生のグループ

X先輩:3年の中では常識人

Y先輩:シンナー中毒 無茶苦茶な人

Z先輩:怖いけどおそらく一番優しい

 

 

最低最悪な作戦とはお金を持っていそうな人の

 

カバンをひったくるというものでした。

 

実行するのに必要なものは

 

自転車のみ。

 

あとは実行するだけですが、

 

終始無言でとても重苦しい空気が漂っています。

 

B兄君が運転する自転車の後ろへ乗り、

 

町を徘徊していると

 

肌寒くなってきたせいなのか

 

お金を用意出来なった場合を想像したのか

 

犯罪を犯すという罪悪感なのか

 

はたまたその3つ全てなのか

 

分かりませんが、B兄君は少し震えていました。

 

その何とも言えない緊張感や恐怖感は

 

私へと伝播してきました。

 

30分ほど町を徘徊していると

 

スーツ姿のサラリーマンを発見します。

 

人通りがない道に入ってくのを確認後、

 

躊躇することなく

 

ヒッキー『あれいこう』

 

B兄君『OK』

 

たった30分ほどでしたが、

 

罪悪感や倫理観は恐怖により

 

次第に壊れていきます。

 

そして周囲に人が誰もいないことを確認し、

 

息をひそめてゆっくりと左背後から近づき

 

バッと

 

カバンをひったくりました。

 

そして全力でB兄君が自転車を漕ぎます。

 

追いかけて来ていないかと後ろを確認すると

 

サラリーマンはとてもびっくりした様子で

 

呆然としていました。

 

交通状況も関係なくひたすら逃げて逃げて

 

逃げ着いたのは見も知りもしない

 

マンションでした。

 

そして二人で顔を見合わせて

 

『俺たち上手くやったよな。』

 

と無言で頷きました。

 

その後、緊張や興奮で5分ほどは無言でしたが、

 

ヒッキー『カバン開けてみよう』

 

B君兄が無言で頷き、カバンを開けます。

 

すると出てくるものは書類ばかりで、

 

金品は一つもありませんでした。

 

1回のひったくりで終わると思っていた為、

 

完全に気持ちが折れていました。

 

さらに

 

『ちょっとそれ返してくれ』

 

後ろのほうから声がしました。

 

恐る恐る後ろを見ると

 

ひったくられたサラリーマンが

 

私たち追ってマンションまで来たのです。

 

一瞬唖然として動けませんでしたが、

 

もう一度大きな声で

 

『それ返してくれよ』

 

と言われたことで我に返り、

 

カバンはその場に置いて一目散に逃げました。

 

ヒッキー『なんで?どこから来たの?

     なんでここが分かったの?』

 

 

B兄君『やばい。やばい。やばい。』

 

二人ともパニックでした。

 

30分ほど逃げ続けて、ここなら大丈夫だろうと

 

公園で休みましたが、この時点で二人とも

 

精神的にも肉体的にも限界でした。

 

ピロピロピロ

 

公園内にB兄君の携帯の着信音が鳴り響きます。

 

B兄君『もしもし』

 

B兄君『・・・』

 

B兄君『分かりました。』

 

ヒッキー『X先輩?』

 

B兄君『うん。お金は用意出来たか?って』

 

ヒッキー『・・・』

 

B兄君『・・・』

 

ヒッキー『いこう。やるしかないよ』

 

B兄君『うん。やろう。』

 

こうして心身ともに疲弊した状態で

 

町を徘徊していると

 

人通りのない暗い道でおばあちゃんが

 

一人で歩いていました。

 

 ヒッキー『あれいこう』

 

B兄君『うん』

 

もう正直投げやりでした。

 

どうなってもいいと。

 

しかし、おばあちゃんへ近づくにつれて

 

自分のおばあちゃんと姿が重なってきます。

 

もしこの人が自分のおばあちゃんだったら

 

どうする?

 

同じことをする?

 

もしここでひったくりをして

 

罪悪感や後ろめたい気持ちを感じずに

 

おばあちゃんと会える?

 

時間にして1分も無かったと思います。

 

とっさに

 

ヒッキー『やっぱり無理・・・』

 

とB兄君へ言いました。

 

B兄君も同様の気持ちだったようで、

 

B兄君『うん。もうやめよう。』

 

その時の気分は複雑でした。

 

ひったくりという胸糞悪いことを

 

しなくて済んで気分はすっきりしましたが、

 

お金を用意出来なかったので、

 

ボコボコにされるという恐怖。

 

これからボコボコにされるのに

 

自ら先輩のところへ向かうといった

 

理不尽さに対する怒り。

 

それでも二人揃って

 

先輩のところへ向かうのでした。

 

 

 

 

つづく 

 

 

あとがき:

ひったくりといった卑劣な行為に及んだのは、 

 

おそらく人生で初めて追い詰められて 

 

正常な思考が出来なくなったからです。

 

1回で踏みとどまって

 

心の底からよかったと思っていますし、

 

その1回もカバンはすぐに持ち主へ返ったので

 

その点だけはよかったと思います。

 

ひったくりは犯罪です。

 

過去の自分の行為を決して正当化しませんし、

 

過去を美化すること、武勇伝ではなく、

 

一生背負っていく恥だと考えております。

 

サラリーマンの方へ

 

当時、ご迷惑をお掛けしまして

 

大変申し訳ございませんでした。

 

謝罪したいで気持ちでいっぱいです。